【2025年最新版】duolingo english testとは?スコア・対策・大学合格目安を徹底解説

目次


今、英語力を証明する新たな選択肢として注目を集めている「duolingo english test(DET)」。

TOEFLやIELTSに代わるオンライン完結型の試験として、受験者数は世界中で急増中。特に「留学準備を効率的に進めたい」「短期間で英語力を証明したい」という学生やビジネスマンから、圧倒的な支持を集めています。

本記事では、DET公式パートナーのAIGMA ENGLISHが、最新のアップデートをもとに、これから受験を考える方に、わかりやすくDETの魅力を解説します。

英語試験選びに迷っている方、DETについて詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてください!

duolingo english test(以下DET)」は、英語学習アプリ「Duolingo」が開発・提供する英語力評価テストです。2016年にアメリカで提供を開始し、コロナ禍を契機に注目が急上昇し、今や世界中で受験者が増加しています。

 現在、世界の大学・大学院など5,500以上の教育機関でスコアが正式に認められ、特に北米、ヨーロッパの進学希望者に選ばれています。また、2024年にスコア表示の仕様が変更され、4技能ごとの詳細評価が可能になりました。

 DETは、「自宅受験」「即日結果」「手頃な価格」など他の英語試験にはない多くのメリットがあり、手軽に英語力を証明できるテストとして、英語学習者の間で注目が高まっているのです。

このように、「英語力を証明したいけど、時間もお金も限られている」人たちの新たな選択肢として話題になっています。

 では、DETは具体的にTOEIC、IELTS、TOEFLなどの今までの英語試験と比べて、どんな違いがあるのでしょうか?

 以下の表は、それぞれの試験の比較表です。

▼英語試験項目別比較表(DET vs TOEFL vs IELTS vs TOEIC)

項目DETTOEFLIELTSTOEIC
試験時間約60分約2時間30分約2時間45分約2時間
受験場所自宅(オンライン)会場会場会場
結果通知48時間以内※1最大14日約8日約1週間
受験料(目安)約11,000円※2約27,000円約25,000円約7,800円
4技能の測定×

※情報は2025年5月時点
※1 追加料金の支払いで12時間以内に受け取りが可能。また、公式パートナー経由の受験の場合24時間以内の受け取りが可能。
※2 公式パートナー経由だと割引受験が可能な場合あり。

 他の試験と比較すると、DETが手軽に受験できることがよくわかります。

 では具体的に、DETがおすすめである代表的な7つのメリットを紹介します。

 

一つずつ見ていきましょう。

項目DETTOEFLIELTSTOEIC
受験場所自宅(オンライン)会場会場会場

 DETは、完全オンライン型の英語試験です。試験会場に足を運ぶ必要がなく、自宅から24時間いつでも受験できます。必要なのは、インターネット接続されたパソコンとカメラ、マイクのみ。好きな時間にリラックスした環境で受験できるため、忙しい社会人や学生にも選ばれています。

項目DETTOEFLIELTSTOEIC
受験料(目安)約11,000円※2約27,000円約25,000円約7,800円

 受験料は約80ドル(日本円で約11,000円)と、TOEFLやIELTSと比べて半額以下です。さらに、スコアの送信は何校でも無料で、複数の大学に一括でスコアを提出できるため、出願の費用負担を大幅に軽減できます。
 またDETの公式パートナー経由で受験すると、受験料の割引等も可能です。

項目DETTOEFLIELTSTOEIC
試験時間約60分約2時間30分約2時間45分約2時間

DETの試験時間はおよそ1時間と、TOEFL(約3時間)やIELTS(約2時間45分)と比べても圧倒的に短時間です。短い時間で完結するため、集中力が切れにくく、限られた時間を有効活用したい方に適しています。

項目DETTOEFLIELTSTOEIC
結果通知48時間以内※1最大14日約8日約1週間

 スコアの返却が非常に早いことでも注目されています。通常は48時間以内に結果が届きますが、追加料金を支払えば最短12時間以内のスピード配信も可能です。出願やビザ申請の締切が迫っている場合でも、柔軟に対応できます。

 さらに、AIGMA ENGLISH経由で受験した場合は、追加料金なしで最短12時間以内にスコアが返却される特典もあります。

 Duolingo English Test(DET)は、リーディング・リスニング・スピーキング・ライティングの4技能すべてを1回の試験で測定できる、オールインワン型の英語テストです。総合的な英語力を効率よく測れるため、出願書類としての信頼性が高く、世界中の大学で正式な英語力証明として採用されています。

 さらにDETでは、総合スコア(10〜160点)に加えて、以下の4つのサブスコアが個別に表示されます。

▼サブスコア早見表

サブスコア名評価対象のスキル
Literacy読解力(文章の読み取り・語彙力など)
Comprehension理解力(聴き取り・読解の総合力)
Conversation会話力(スピーキング・リスニングの即応性)
Production表現力(ライティング・スピーキング能力)

 これらのサブスコアにより、自分の強み・弱みをより細かく把握できるのがDETの大きな特徴です。例えば、「総合スコアは高いけど、Conversationのスコアが低い」場合は、会話形式の対策に特化するなど、目的に応じた学習プランを立てることが可能になります。

 また、一部の大学や教育機関では、特定のサブスコアに一定基準以上を求めるケースもあり、DETスコアを活用する上で、サブスコアの把握と対策は非常に重要です。

 DETでは、AIが受験者の回答内容に応じて出題レベルをリアルタイムで調整する「アダプティブ形式」を採用。難易度が自動で最適化されるため、自分の英語力に合った問題で、より正確なスコアを取得できます。

 現在ハーバード大学、スタンフォード大学、イェール大学をはじめとする世界トップレベルの大学で正式に採用されています。アメリカの大学上位100校のうち約70%以上が受け入れており、2025年時点で世界90カ国・5,500校以上の教育機関がDETを公式スコアとして認定しています。

以下の表はアメリカ主要大学のDET受け入れ状況です。プリンストン大学を除き、ランキング上位の大学ではほとんどの大学がDETのスコアを採用しています。

▼海外大学別DETスコアの受け入れ可否

ランキング大学名(日本語訳)DETスコア受け入れ
1プリンストン大学
2マサチューセッツ工科大学(MIT)
3ハーバード大学○*
3スタンフォード大学
5イェール大学
6ペンシルベニア大学
7カリフォルニア工科大学(Caltech)
7デューク大学
9ブラウン大学
9ジョンズ・ホプキンス大学

※「○*」は、条件付きや一部プログラムでの受け入れを示しています(詳細は各大学の公式サイトで要確認)

 DETは、スコアの仕組みや出題形式がTOEFLやIELTSと異なるため、「何点あれば合格ラインか」「他の試験と比べて難しいのか」といった疑問を持つ方も多いです。

 続いて、DETのスコア換算方法と他試験との比較、大学ごとの目安スコアをわかりやすく解説します。

 DETは解答の正確さに応じて問題の難易度が変化する「アダプティブ形式」を採用しています。スコアは、10〜160点(5点刻み)で、満点は160点です。多くの海外大学では、110〜130点前後が出願時の目安スコアとされています。

 TOEFLやIELTSに比べて試験時間が短く、オンラインで受験できるため取り組みやすい一方、独自の出題形式に慣れていないと難しく感じることもあります。本番前に模試で形式に慣れておくと安心です。

 以下は、DETと他の主要な英語試験(TOEFL iBT・IELTS)とのスコア換算の目安です。

また、ハーバード大学、スタンフォード大学、MIT、シカゴ大学、ペンシルバニア大学など有名な海外大学の合格目安スコアも表示しています。(情報は2025年5月時点)

▼スコア換算表

DETスコアTOEFL iBT目安IELTSバンドスコア出願可能な主な大学(例)
1601209.0・コロンビア大学(135点以上)・ペンシルベニア大学(130点以上)
1301007.5〜8.0・デューク大学(130点以上)・コーネル大学(130点以上)
120907.0・マサチューセッツ工科大学(MIT)(120点以上)・イェール大学(120点以上)
115856.5・カリフォルニア大学バークレー校(115点以上)・ライス大学(115点以上)
105806.0・アリゾナ州立大学(105点以上)・ワシントン大学(105点以上)
90705.5・テキサス大学オースティン校(90点以上)・ニューヨーク大学(95点以上)
75605.5・一部の州立大学や条件付き入学制度のある大学(例:バーモント大学、ケント州立大学)

※DETとTOEICの正式な換算表は存在していません。
※スコア要件は大学ごとに異なり、変更されることもあるため最新情報は必ず各大学の公式サイトをご確認ください。
※スコア以外にも、GPA、志望動機書、推薦状などが出願審査に含まれるケースが一般的です。
※一部の大学では、DETと他の試験スコアを併用して提出することが求められる場合もあります。

 試験に出る問題の傾向や形式を知ることで、スムーズな対策が可能になります。DETの出題内容を詳しく解説します。

 気になる問題形式ですが、英語4技能(リーディング・リスニング・スピーキング・ライティング)をバランスよく測定するため、13種類の問題形式が出題されます。

 代表的な問題には、以下のような形式があります。

▼DETで出題される13の問題形式

スキル問題形式(英語)補足説明(日本語)
リーディングRead and Select単語リストの中から、実在する英単語のみを選ぶ読解力テスト。
リーディングFill in the Blanks1文中の空欄を適切な単語で埋める形式の問題。
リーディングRead and Complete文中の複数の空欄に対して、正しい単語を書き込み文を完成させる問題。
リーディングInteractive Reading会話形式の文を読み、途中で質問に答えていく双方向型の読解問題。
リスニングListen and Type英文音声を聞いて、聞こえた内容を正確にタイピングするディクテーション問題。
リスニング+リーディングInteractive Listening会話を聞きながら途中で設問に答える双方向型リスニング問題。その後会話の要約を書く。
スピーキングRead Aloud表示された英文を声に出して正確に読む音読問題。
スピーキングSpeak About the Photo写真を見て、内容を英語で説明する口頭表現の問題。
スピーキングRead, Then Speak指定された英文を読んだ後、それに関連するテーマについて話す問題。
スピーキングListen, Then Speak音声で出された質問を聞き、それに対して英語で口頭で答える問題。
スピーキングSpeaking Sample自由回答式。与えられたトピックについて2〜3分間、自分の意見を英語で話す。
ライティングWrite About the Photo写真を見て、その内容を短く英語で記述する問題。
ライティングWriting Sample自由記述式。トピックに対してまとまった英作文(100語以上)を書く問題。
※情報は2025年7月時点(※今後、問題の種類が変わる可能性は十分あります。)


 DETは、音声や視覚情報を組み合わせたインタラクティブな出題が特徴で、紙ベースの試験では測れない、実践的な英語力が試されます。

 英語力がある程度ある人でも、問題形式に慣れていないとスコアアップが難しいため、全ての形式に慣れておくことが重要です。

 

DETを実際に受験した方の声を紹介します。初めての英語試験として選ぶ方や、スコアアップを目指して取り組んだ方まで、それぞれの体験からDETのメリットが見えてきます。

▼AIGMA ENGLISHの受験生コメント

※スコアや体験談は2025年時点の情報です。個人の学習状況により結果には個人差があります。

 続いて、実際の受験の方法をご説明します。完全オンライン型って、実際にどうやって受験するの?
そんな疑問に答えるため、DETの受験フローをステップごとに解説します。

 DETを受けるには、以下の環境と機材が必要です。

▼受験に必要な環境

 なお、試験中のイヤホン、メモ用紙、筆記具の使用は禁止されています。また、スマートフォンや別のデバイスによる補助行為も不正行為とみなされます。

DETの受験は、以下の5つのステップで進みます。

 まずは、公式アカウントでのアカウント登録です。以下のリンクが公式サイトです。

https://englishtest.duolingo.com/test_takers

 テストの購入以降は公式サイトのガイドに沿って操作すればスムーズに進められます。テストは購入から21日以内に受験する必要があるため、スケジュール管理も大切です。

 試験中は、AIと人間の監視員によって不正行為が厳しくチェックされます。以下の行動は、不正とみなされ、スコア無効や再受験不可のリスクがあります。

▼不正とみなされやすい行為

 
 また、DETは一度提出した試験の見直し・再回答ができない一発勝負です。公式の無料サンプルテストや、各種学習コンテンツを活用し、事前に試験形式に慣れておくことが高スコアへの近道です。

 限られた時間でスコアを伸ばすには、効率的な対策が必要です。DETにおすすめの勉強法を4つ厳選して紹介します。時間・コスト・効果のバランスを考慮して、自分に合った方法を選びましょう。

対策法難易度コストおすすめ度(★)
参考書★★¥★★★
YouTube(Teacher Luke)無料★★
DET専門塾★★★¥¥¥★★★★★
サンプル受験無料★★★★

 市販の日本語対応参考書は、DETの試験構成や出題傾向の理解に最適です。特に「Duolingo English Test総合対策(西部有司)」などは、初心者向けに基本から実践問題までカバーしており、独学でも着実にスキルアップが可能です。

 英語学習系チャンネル「Teacher Luke」では、DETにも対応したスピーキング・リスニングの解説動画を多数公開しています。すべて英語の解説で英語初心者の方にはレベルが高いです。中〜上級者の方は、リスニング対策と実践的な語彙学習が同時にできる点でおすすめです。

 短期間でスコアを上げたい方には、DET対策に特化した専門塾がおすすめです。試験形式の徹底分析、苦手分野の個別強化、模試による実力チェックなど、合格に直結する効率的な学習が可能です。特に留学直前の対策には心強いサポートになります。

 公式サイトでは、本番同様の形式を体験できる無料のサンプルテストを提供しています。試験の流れや問題の種類に慣れることで、本番でのミスや緊張を減らすことができます。受験前に必ず1回は試しておくと安心です。

 ここまで、DETの特徴やメリットについて詳しく紹介してきました。

 とはいえ、英語試験を選ぶ際、「どれが自分に合っているのか分からない」と悩む人は少なくありません。ここでは、DETが特におすすめな人の特徴を紹介します。自分の状況と照らし合わせて、試験選びの参考にしてください。

 DETは、世界90カ国・5,500以上の教育機関でスコアが認められており、アメリカの上位大学の約70%以上でも正式な英語力証明として受け入れられています。TOEFLやIELTSに比べて手続きがシンプルかつ結果通知も早いため、タイトな出願スケジュールにも対応しやすいのが魅力です。

 DETは完全オンラインで受験できるうえ、試験形式も比較的柔軟。TOEFLやIELTSのように会場に足を運ぶ必要がなく、自宅でリラックスした状態で受験できます。初めての英語試験でもチャレンジしやすく、緊張を最小限に抑えられる点も初心者には大きなメリットです。

 受験料は約11,000円と、他の英語試験と比べて圧倒的にリーズナブルです。さらに試験時間はわずか1時間で、結果も、(DET公式パートナー経由の受験の場合)最短12時間で受け取れます。短期間で成果を出したい社会人や、複数の資格試験に同時並行で取り組む学生にも最適です。

 DETに挑戦するなら、DETに特化した専門サポートを受けるのがスコアアップへの最短ルートです。
 AIGMA ENGLISHはDET公式パートナーとして、DETに最適化されたカリキュラムを提供しています。

 これらを組み合わせた効率的な対策により、最短期間でのスコア達成が可能になります。

  初回カウンセリングは無料で、LINEから簡単に申し込み可能です。自分に合った学習方法がわからない方や、志望校のスコアに届かず悩んでいる方にもおすすめです。

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